人の老化現象として一番目につくのが外見の変化 毛髪は染めたりカツラを使用する事により若づくりをする事ができますが皮膚の老化を覆い隠すことは困難ではないでしょうか。
建物も同じで経年的な劣化と環境的な摩耗を受け、外部の劣化が一番に進みます。
外部の劣化は建物の印象を悪くするばかりでは無く、真の寿命を担う構造体の健全性を左右することになりかねないという問題があります。
定期的な建物の外部診断を行い [短期]・[中期]・[長期] の補修計画とそれを実施する事により建物の健全性と美観的な維持が保たれます。
タイル・モルタル、コンクリートのはく落や、鉄筋の腐敗、建物自体の強度低下をもたらす建物の劣化には、経年劣化・気象因子・挙動・漏水などの様々な原因があります。
■ひび割れ
ひび割れから雨水が浸入し、コンクリートの中に埋め込まれている鉄筋を腐食させ、漏水の原因となります。
■モルタル・タイルの浮き
タイルやモルタルのはく落のおそれがあります。
■鉄筋の腐食
腐食が進むと膨張してコンクリートのはく落の原因となります。
また、鉄筋の腐食は建物自体の強度低下につながります。
■エフロレッセンス
美観上の問題もありますが、水と反応して現れる現象です。
■シールの劣化
防水機能の低下により、漏水の原因となります。
1.現地調査・工法選定
2.高圧洗浄
3.外壁の補修
(Uカットシール充填工法・樹脂注入工法他)
4.下塗り(2回)
5.上塗り
6.完了